独断は禁物 ?取締役会
その会社は、いわゆるワンマン社長が仕切っているホテルで、他のどの従業員も社長に意見する人はいません。
その社長が、突然外部から支配人として得体の知れない人を連れてきたのです。
もちろんホテル内では大騒ぎです。
現職の支配人は、支店に飛ばされる人事が発表されたのですが、不服として退職を願い出るわ、連鎖して退職を願い出る従業員が続出するわで、まるでドラマのような展開になっていってしまいました。
でも、いくらワンマンとはいえそんなことは可能なのでしょうか。
(取締役会の権限等)
会社法第362条
取締役会は、すべての取締役で組織する。
2 取締役会は、次に掲げる職務を行う。
一 取締役会設置会社の業務執行の決定
二 取締役の職務の執行の監督
三 代表取締役の選定及び解職
3 取締役会は、取締役の中から代表取締役を選定しなければならない。
4 取締役会は、次に掲げる事項その他の重要な業務執行の決定を取締役に委任することができない。
一 重要な財産の処分及び譲受け
二 多額の借財
三 支配人その他の重要な使用人の選任及び解任
四 支店その他の重要な組織の設置、変更及び廃止
五 第六百七十六条第一号に掲げる事項その他の社債を引き受ける者の募集に関する重要な事項として法務省令で定める事項
六 取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして法務省令で定める体制の整備
七 第四百二十六条第一項の規定による定款の定めに基づく第四百二十三条第一項の責任の免除
5 大会社である取締役会設置会社においては、取締役会は、前項第六号に掲げる事項を決定しなければならない。
会社法の取締役会の権限を見ると、支配人その他重要な使用人の選任・解任は取締役会の決議事項となっています。
つまり、社長の独断で決められている権限を超えているということに・・・
とはいえ、法律通りにうまくいかないのも事実。
大株主でもある社長は、気に入らない取締役がいれば、その取締役自体を変更してしまうことも可能だからです。
いやはやまいりましたね。
赤字は嫌!?
今日、ドラマを見ていたら、相場師は赤い字を好まないので、赤のボールペンを使用しないようなことを言っていました。
相場師に限らず、会社でも赤字は嫌ですよね。
今まで、目立たせる為に赤のボールペンを多用していましたが、もしかして気にしてる相手もいたのかもしれません。
今後は、使用を少し控えてみようかな?と少し思いました。
あれ?競馬・競輪をやられる方はいつも赤ペンを・・・
住宅のメンテナンス ?戸建住宅の修繕積立金
全室及び共有部分の排水管を高圧洗浄するような作業を行ってくれたのですが、料金については管理費からでるとのこと。
こういうとき(こういうときだけ)管理費を払う意義を感じてしまいます。
マンションを所有している方が毎月払う費用には、管理費と修繕積立金があるのではないでしょうか。
これが結構、負担になるとの話を聞いたことがあるのですが、管理費はともかく修繕積立金を積んでおくことに意味はあります。
それは、マンションがいかに強固に作られているとはいえ、10年?20年に一度は大規模修繕が必要になるから。
その際に使用されるのが修繕積立金。
これって、考え方的には、戸建の住宅にも当然当てはまるはずですよね?
戸建住宅だって、壁の塗装や、屋根の修理など、大規模な修繕は発生します。
そんなときに一度に金銭的な負担をしなくてもよいように安心のために修繕積立金を行うことは、大切な住宅の為に必要なことなのではないでしょうか。
最近よく聞く単語に、200年住宅というものがあります。
200年住宅の基本的な考え方
・個人の財産としての価値が超長期にわたって維持されるとともに、世代を超えて循環利用される「社会的資産」であること
・建設時から超長期にわたる維持管理の仕組みが内在されていること
この200年住宅の考え方としては、もちろん、建築会社が建築する際に長持ちするように設計・施工を行うことがありますが、ユーザー側としてもメンテナンスなどの維持管理などが必要とされます。
昔から、アメリカ人は家を購入してから色々修繕を繰り返し、長く使い、さらに売却時には価値が上がっているが、日本人は家を使い捨てにする。(修理が必要なほど壊れたら買い換える)と言われています。
家に不具合があった時に、修理をする為の出費というのは、意外と負担に感じてしまうもの。
だったら、毎月1万円でも修繕積立を行い、その範囲で修理を行うのはいかがでしょうか?
巧みな広告
左上に『入居者各位』、本文は『当マンションには・・・』で始まっており、
受け取った側の反応としては、マンション管理組合からの通知かなにかと思ってしまわせるA4の紙。
また、安っぽい紙に白黒で印刷されていることも、一役買っています。
読んでみると、いつもポストに入っているインターネット回線の広告と同じでしたが、普段は読まないでゴミ箱に捨ててしまうところ、今回は読まされてしまいました。
高くてツルツルした紙に、カラーで印刷されているからいいというものではないですね。
いかに消費者に訴求するか。
まずは、読んでもらわなくて始まりませんから!
そういえば、昔、通信教育のチャレンジというところから、マンガ付きの広告が送られてきて、まんまと購入してしまった覚えがかすかに甦りました。
あれも巧みですね。
イオンのネットスーパー ?商品の仕入れ方法
イオンのネットスーパーとは
店頭でお取り扱いの野菜・肉・魚などの生鮮食品、お惣菜、牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、お米、飲料、お酒など、毎日の生活に必要な品々を、インターネットでお選びいただき、お客さまのご自宅までお届けするサービスです。
「忙しくてお買い物に出かける時間がない」「雨の日は外に出たくない」「赤ちゃんのそばを離れられない」…そんな時こそイオンのネットスーパーをご利用ください。
限られた地域(イオンの近隣地域)のサービスですが、午前11時までに注文を出すと、当日の14時?16時に配達と、すぐに届くというのが人気の原因でしょうか。
また、配送料も通常105円かかるようですが、3,000円以上買い物をすると無料へとかなり低価格に抑えてあります。
これなら!とふと思ったのが、小さな飲食店です。
意外に思われるかもしれませんが、小さなん飲食店というのは、スーパーマーケットで仕入れをして料理しているところも多いです。
例えば想像してください。
近所にそば屋があったとしましょう。
そのそば屋、メインの食材である、そば粉や打ち粉などは業者が配達してくれるでしょう。
しかし、それ以外の、サブメニューの丼ものに使用する具材などは自分でスーパーマーケットに足を運んで購入という流れになります。
米なども、自分で購入するとしたら重いし大変ですもんね。
そんなとき・・・新しい選択肢としてこのネットスーパーは使えるのではないでしょうか。
人件費の節約になること間違えなし!の気がします。